商標の更新登録申請が登録されるまでの期間はどれくらいですか?

更新登録のご依頼を頂いてから特許庁に提出する書類（商標権存続期間更新登録申請書）を作成するまでは、当日、遅くとも翌営業日となります。

特許庁に書類を提出するまでは、商標権存続期間更新登録申請書の案と同時に請求書を発行しますので、ご入金頂いた当日、遅くとも翌営業日となります。

よって、ご依頼から手続き完了までの期間は、早ければ0日（当日）～3日ほどとなります。特許庁に書類を提出した後、登録原簿に反映されるまでには通常1週間程度かかります。

更新登録申請の手続きが完了したことについて特許庁からハガキが送られてきますが、このハガキが送られてくるまでの期間は、手続き後約3週間となります。よって、特許庁に書類を提出してから更新完了のハガキが送られてくるまでには約3週間かかります。

ちなみに、この商標権存続期間更新登録申請は、一番はじめにする商標権の設定の登録の申請に比べ、はるかに簡単で、短期間で出来るものとなっています。

最初の設定登録では、申請された商標について、すでに登録されている商標と同一でないか、またはそれと類似でないか、申請された商標が商標として必要な要件を備えているか、ということを調査する審査期間が、例外的な場合を除いて5ヶ月から6ヶ月は必要ですので、一般的には、申請から設定登録の完了まで半年程度の時間が必要です。

また、仮に設定登録が完了した後でも、他の商標権者から、一定期間の間、その設定登録に対する異議申し立てが可能であり、申請者はこのことについても気を遣わなくてはなりません。

それに比べて、商標権の更新登録申請の場合は、設定登録申請の時のように更新登録申請された商標権が適正であるかどうかを審査することはなく、申請があれば自動的に更新されます。

同様に、更新登録申請に対する、異議申し立ての制度もございません。ですので、更新登録申請の場合は、設定登録申請に比べて手間も労力も非常に少なく済みます。

商標権の登録の場合も、新規登録の場合には約半年程度の時間が必要ですが、更新登録の場合にはたったの3週間しか掛かりません。